第9回 食事介助ってどうやるの?

2018-08-16

本格的な冬になってきました!

クリスマスが近く、人が多い場所に行く機会が増えると思います。

うがい手洗いでかぜ予防をしっかりしていきましょう(^^)

 

今回からは食事介助のお話をしてきます!

 

「嚥下(えんげ)」って聞いたことありますか?

嚥下とは飲み込むことを指します。
この飲み込みも筋力と同様に年齢がかさむにつれて、徐々に弱っていったり、
脳血管障害により上手く出来なくなります。

人は食事により栄養をとるとともに、食事が楽しみのひとつでもあります。

そのため、入院中の患者様には一人ひとりのQOLを保てるように

・その方の嚥下能力に合った食事を提供する
・自分で食事を取れない方には正しい方法により食事をお手伝いする

ということを心がけています。

 

日々、病棟をラウンドし食事のお手伝いをする中で、元気になった患者様が
自宅に帰ったとき、きちんと食事が取れているか少し心配になることがあります。

特に自力で食べられなく、嚥下能力の低下している患者様はご本人もご家族も
「むせたらどうしよう?」という不安がつきまとうと思います。

 

そこで、次回から正しい食事介助についてお話したいと思います。

正しい食事介助は患者様が食事の楽しみが得られるとともに、
ご家族へも食事への不安が軽減されます。

今はあまりピンとこない方も、いつか役に立つかもしれませんので
気楽に読んでいってくださいね(^v^)